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せっけんの原料についてのお話 その3

こんにちは Fです。
年が明けて、ボチボチと日常の生活が戻ってきたようです。
みなさん いかがお過ごしでしょうか?

時間が空いてしまいましたが、せっけんの原料についてのお話 第3弾をお送りしたいと思います。

みなさんは、「せっけん」と聞くと、何を連想されますか?

多くの方は、四角くて、白くて、水に濡らしてこすると泡が出て、水と一緒に流すときれいにしてくれるもの…
この様な連想をされると思います。
しかしながら、化学的には「脂肪酸アルカリ塩」のことをいいます。
少しくだいて話すと、「せっけん」という商品の洗浄成分(界面活性剤)のひとつとしての化学物質ということになります。
脂肪酸は先に説明しました、「油脂」を原料とする構成物です。

洗浄用途のアルカリには、ナトリウム塩カリウム塩が主に使用されます。
一般的に、ナトリウム塩は固形せっけん粉せっけんに使用されます。一方、カリウム塩は液体せっけんに使用されます。
ナトリウム塩よりもカリウム塩の方が溶解性が高いためで原料の特徴を利用した製品づくりがされているという訳です。

せっけんの製造法には、「けん化法」と「中和法」という二つの方法があります。
簡単にいってしまうと、脂肪酸という弱い酸とアルカリを化学的に反応させる方法です。

脂肪酸+アルカリ塩(カリウム塩)=石けん ≒脂肪酸アルカリ塩(カリウム塩)

脂肪酸とアルカリ塩の組合せのなかには、「水に溶けない性質のせっけん」すなわち、洗浄の役割を果たさないものもあります。これを「金属せっけん」といいます。

浴室の洗面器や浴槽のふちなどに白っぽく濁った汚れがあるかと思います。
「せっけんカス」などと言ったりしますが、これは水に溶けたせっけんが、水の中のカルシウムなどと結合し、新たに脂肪酸のカルシウム塩になるためで、このようなせっけんを「金属石けん」と呼び、水には溶けず洗浄力のない性質をもっています。
この「金属石けん」は工業的に重要で、潤滑剤など多方面に利用されています 。

今回は以上です。
この続きは第4弾にてお会いしたいと思います。
お楽しみに

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